2019年8月5日発売の週刊ビックコミックスピリッツ掲載漫画『アオアシ』最新186話のネタバレ確定・あらすじ・考察を紹介していきますよ。
エスペリオンペースでどんどん試合は進んでおり、気になっていたあの理想的な形も見ることができました。
しかし、その形でのゴールは幻になっており、後半戦に向けて5レーンという理想的な形で得点する予感がかなりします。
試合の流れは船橋学院へ行くことがあるのでしょうか?
それでは、2019年8月5日発売の週刊ビックコミックスピリッツ掲載漫画『アオアシ』最新186話のネタバレ確定・あらすじ・考察をご紹介しますので、最後までお見逃しなく!
この記事で分かる事
アオアシネタバレ最新186話「5レーン攻撃で怒涛の攻め」
「アオアシ」最新号、必殺技みたいなニュアンスで「5レーン」キターーーーw pic.twitter.com/GWCDzT9huz
— 菊地(昭和55年) (@satoshi198006) 2019年7月16日
これまでのエスペリオン攻撃陣の動きについて夏目監督は、振り返っていました。
そしてある結論に至ります。
多人数で細かい連動ができているのは3レーンの概念ではなく、5レーンの概念なのだと気づくのです。
5レーンという概念にすぐ着目できたということは、夏目監督ってやっぱすごい監督なのでしょうね!
5レーン攻撃はなぜ生まれた?
福田監督はいつかの練習時に葦人たちにファイブレーンについて説明しており、エスペリオンがJr選手の頃から理想の攻撃型として福田から叩き込まれていた概念だったのです。
ヒントは福田監督がスペインのプロリーグで活躍していた頃にありました。
基本的にサッカーは、センターレーンと両サイド(左右)のアウトサイドレーンの3レーンに分類されるそうです。
そのうち、得点に直結しやすいレーンというのが、センターレーンです。
従来の3レーンの考え方の場合は、ゴールが狙いやすいセンターレーンに攻撃も守備も集まりやすくなります。
このセンターレーンの支配が試合の支配に直結するのです。
しかし、福田監督は選手時代に、センターレーンとアウトサイドレーンの間をハーフレーンと仮定したときに、その間に生まれるハーフレーンに注目しています。
攻撃の幅と視界のメリットに気付いたわけですね。
このハーフレーンという概念があれば、ゴール前で視野を広く取れて、さらに自由度が高まるというメリットが生まれます。
この戦術において大事なことは、名前までつけて11人全員がエリアを意識することなのです。
当然のことだったのかもしれないですが、言語化して共通認識にすることが大切なんですよね。
なんとなくでは成功しない戦術で、5レーンを想っていても他の選手がそうだとは限りませんからね。
5レーン攻撃を成功させるには?
福田監督は語る5レーンアタックを成立させるコツは、大前提としてトライアングルを作るということです。
自分とトライアングルを作っているすぐ前の味方(真ん中)が、自分がいるレーンに入ってきたら、すぐに別のレーンに移動することで同じレーンに並ばないようにしなければならないとのことです。
同時に一番前の選手も、自分と同じレーンに移動しなければならないという、かなり高度な戦術のようです。
簡単に言うと、自分のとるポジショニングはすぐ前の選手のポジショニングによって決まるということですね。
- 1列前の味方と自分が同一レーンにいてはいけない。
- 逆に2列前の味方と自分は、同じレーンにいなくてはならない。
- 1列前の選手は適切な距離間を保ちできるだけすぐ隣のレーンにいなければならない。
この3つを意識してポジショニングするということです。
次世代ならやってくれる!
この戦術に関しては、福田監督自身の選手時代には叶わなかった戦術でした。
しかし、次世代の葦人たちならいつか実現させてくれるのではと、確信を得た笑顔を見せています。
とはいえ、5レーン自体はすんなり理解できますが、そこでトライアングルの条件やルールは複雑で、動きながら意識するのは難しいですね。
これらを意識して攻めるってほんとすごいことで、そして実現出来たときにあれだけ喜ぶ理由がよくわかります。
アオアシネタバレ最新186話「エスペリオンペースは変わらない」
アオアシ
愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人。
粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めている
アシトの無限の可能性を見抜いたユースチーム監督福田は東京で開催される自チームのセレクションを受けるよう勧める
将来、日本のサッカーに革命を起こすことになる少年の運命はここから始まる pic.twitter.com/HptqJ6eH0E— マンガあるある (@comicbookaruaru) 2017年2月18日
「決めろ高杉!」栗林が叫び、高杉はゴール前で左足が炸裂します!!
シュートはゴールに突き刺ささり、エスペリオン歓喜の瞬間を迎えます。
ついに完全に5レーンで崩して、5レーンアタックを成功させたのです。
5レーンをものにしようと士気の上がるエスペリオンでしたが、これまでの努力が報われた瞬間でもありました。
船橋学院の反撃が!
そして船橋の監督はこの攻撃に「福田達也恐るべし。」と舌を巻いています。
福田監督が伝授した5レーン攻撃は、エスペリオンの選手が手にした革命的な攻撃スタイルではあります。
とはいえ、味方のポジションで自らのポジションを変更する必要があるだけでなく、距離感も大切になってくる、ということから難易度はかなり高いのです。
一方で、船橋学院の夏目監督は冷静に分析しており、エスペリオンの5レーンアタックでゴールを奪われた後も船橋ベンチは落ち着いていました。
夏目監督は丸コーチにしばらく5バックにするように指示を出し、変更を指示していたので反撃の狼煙があるのでしょうか?
欧州のプロでも実現できない5レーンの概念を高校生に成功させる福田監督は、1試合単位ではなく世界を見ているのだと思います。
待ちに待った先取点ですし、さらに何より5レーンが機能して獲得した得点ということで、喜びが大きいようです。
もちろん福田監督についても、選手のJr時代からの構想がやっと現実に実った訳ですから、感慨深いものがあるでしょう。
あのガッツポーズに込められた喜びも一際大きいのでしょうね!
5レーンは現実のサッカーでも構想あるようです。
しかし、実際の試合では難しすぎて使われない陣形ということで、幻でもあるのです。
それを完璧に成立させるエスペリオンの怒涛の攻めに、目が離せません。
平の引退は変わらない!
平にはフィールドに戻る選手達の姿がプロで活躍する姿を容易にイメージすることができました。
しかしながら、平の決断である引退は結局揺るがない予感がします。
皆がプロになるのが見えものの、そこに自分はいないんだろうなって思ったように感じました。
試合の行方だけでなく、平の決断にも注目があつまるのではないでしょうか!
『アオアシ ネタバレ 最新 確定』まとめ
アオアシの福田監督の
「我がクラブこそが世界だと。
バルサもマドリーも、マンチェスターも、ミランも、叩きつぶす。」
の理念をレイソルがアカデミーとはいえ、やってのけたの素直にすごい。 pic.twitter.com/J5u3kK9jSk— Yuki (@yukikiki_26) 2018年1月27日
ここまで、2019年8月5日発売の週刊ビックコミックスピリッツ掲載漫画『アオアシ』最新186話のネタバレ確定・あらすじ・考察をご紹介しましたがいかがでしたか?
5レーン攻撃によるエスペリオンペースは続いていきそうです。
しかし、船橋学院の夏目監督もそのまま対策しないということも考えられないので、船橋学院の反撃にも期待です。
また、平がどのような決断を下すのか?引退撤回の可能性も気になる所です。
関連サイト:ビックコミックスピリッツ公式HP/ウィキペディア/アオアシ公式サイト