本記事は、2019年8月3日発売のジャンプスクエア掲載漫画『プラチナエンド』最新43話のネタバレ確定・あらすじ・考察をご紹介していきます。
前回、星は米田教授と同じ高校の同級生で会ったことを明かしました。
米田は高校入学後に、すぐ退学をしてしまったのでしたが、星は米田が人を不快にすることを嫌っていたことを思い出していました。
そんな中で中海は、神候補が神にならなくていい方法を再確認していた。
そして米田教授は、死んで死後の世界に興味があるのだと語るのであった…。
それでは早速、2019年8月3日発売のジャンプスクエア掲載漫画『プラチナエンド』最新43話のネタバレ確定・あらすじ・考察をお届けしていきますので、最後までしっかりとご覧下さい。
この記事で分かる事
プラチナエンド ネタバレ最新43話『米田教授の考えた理由とは?』
「プラチナエンド(11巻)」大場つぐみ/小畑健 #読了
この巻まで来て「現代日本に於ける神とは」という命題が出て来て、やっと方向性が見えた気が?純粋なバトル物とも頭脳戦物とも言えずにここまでは長かった。デスノートを超えると思える作品が無い以上、個人的には一旦別活動を見たい気持ち。 pic.twitter.com/QQBr33lROe— カラクリ子 (@trick_and_trap) August 7, 2019
米田教授の言う”真の”神選びとは?
「人間の死後はまだ解明されていない。だから死んでみたかった」と話す米田教授は、“死にたかった”理由を修滋に話し、この神選びが“真の”神選びだとしたら、ということを語り始めました。
神として死後を知ることで、人に伝えられるなら喜んで神に立候補しただろうと話した。
米田教授のそんな考え方に対し、修滋は驚いていました。
修滋は、死後が無じゃなかったらと思うと怖いと考えており、地獄や天国に行ったら…ということを恐れていました。
しかし、米田教授は天国や地獄は神を信じさせるための教えだと否定したのであった。
クリーチャーの魅せる幻想?
この世に偽の神であるクリーチャーはいても、神はいないと話す米田教授。
しかし修滋は天使が死んだ人間の魂らしきものを運んでいく姿を見ていたため、あれではあの世があるかのようだと不安を感じずにはいられませんでした。
だが米田教授は、それはクリーチャーが見せている幻想だと言いムニにも同意を求めたのだった。
一部の人間の信仰心をエネルギーとしており、それはクリーチャーに搾取されているのだと。
偽りの天界、偽りの神。
その偽りの神に作られた偽りの天使たちは無くしてしまった方がいい、それがムニの考えだったのです。
そして米田教授はムニに出会った、自分を見失っていた頃のことを話し始めたのであった…。
プラチナエンド ネタバレ最新43話『名誉の先にあるものとは?』
プラチナエンド、見ての通り絵は美しいし光版デスノートって感じで読めるし何より天使のルベルが可愛すぎるから、読んでください pic.twitter.com/TVfjLERYt6
— さがみ (@sa_peace_v) November 17, 2016
自分を見失っていた頃の米田教授
米田教授は芥川賞を辞退し、それからノーベル物理学賞受賞。
若くして名誉教授にもなり、メディアに紹介され超有名人となっていた。
人と関わりたくないと高校の頃から考えていた米田教授は、ストレスを感じ薬を飲む日々を過ごしていました。
有名になってしまった事で、自分の周りには人が集まってきてしまう。
それによって事実とは異なる事さえ報道されてしまう、すり寄ってくる人間が増え続けていたのだった。
毎日のように知らない人間がやって来ることで研究は進まず、ノーベル賞をもらった事もメディア絵出演したことも、するのではなかったと激しく後悔したのだという。
それにより薬も増えてしまい苦しみ続けた米田教授は、人は独りでは生きていくことができないとはわかっていても、出来る限り人と関わりたくなかったと思い詰めていった。
そんな激しいストレスから米田教授は、神の一部は白髪となり目は窪み肌にもしわが増えていった。
その姿は一気に、老人のように老け込んだ酷い顔になってしまったのだった。
そんな日々に限界を感じた米田教授は、人間は古来から群れを成す生物であるからこそ、自分がそこから逃れるためには人間をやめるしかないのだという結論に至った。
そして遺書を用意し死後を確かめられる素晴らしいことだと覚悟を決めると、薬の大量摂取をしようと両手いっぱいに薬を持ったのであった…。
破壊の天使ムニとの出会い
米田教授が覚悟を決めたその時でした、目の前にあったモニターからムニが現れたのです。
始めは幻覚かと思った米田教授でしたが、それは破壊の天使だったのです。
米田教授はムニに生きる希望を問われたが、そんなものはないと答える。
そして「私は人間の「死」の先は何なのか知りたい」と語った。
ムニは、米田教授に「あなたならいずれ全ての真実に辿り着ける」と伝えた。
そして最初疑っていた米田教授ではありましたが、その後ムニと会話を重ねて2ヶ月ほどが経っていたのであった。
気づけば他の神候補達が偽りの神選びに踊らされてることをテレビで知った米田は、真実を伝えなければいけないと思ったのであった。
だからこそ神がいないという当たり前の事がわからない世間に疑問を持ち、真実を知り未来に向かうのがあるべき姿だと語るのだった。
これを聞いていた修滋は、米田教授の意見に同意する。
修滋には赤の矢が刺さっているのため、このうちに全てを終わらせたいと考えていたのだった。
そのためにも、まずはクリーチャーに味方しているかもしれない天使の有無。
それと特別な力を知ることが必要だった…。
プラチナエンド ネタバレ最新34話『オガロの出した条件とは?』
買ったァァァ!!!
めっちゃ前から気になってた
プラチナエンド! pic.twitter.com/kHV6DHFCew— ラぴすらずり (@guiltylapis0825) August 1, 2019
特別な力を持つ天使はオガロ?
修滋についているのは、天界の裏を知る闇の天使オガロだ。
米田は特別な力を持つ天使はオガロなのか、または別の天使なのかを訊ねる。
しかしオガロは知っていたとしても、神候補を神にさせまいとする米田に教えないと返答をする。
オガロの最良は、パートナーである修滋が神になる事だ。
米田が賛同していれば、修滋が神になるところまできていたため邪魔をされた形になっている。
すると、米田は神候補をクリーチャーにしない方法が2つあると言う。
白の矢を使えばそれができるのだと、矢を出して見せたのだ。
とはいえどちらを選択したところで、修滋には米田教授が白の矢を刺すことになると話す。
すると、修滋は米田教授の矢で死ねるのは最高だと喜んでいる様子。
そして今決めるべきことは、修滋に矢を刺すのは全てが終わってからか今刺すかだと言う。
オガロは修滋をクリーチャーにするのが最良と言ったわけですから、その望みが伸びるほうが嬉しいはず。
米田教授はオガロに特別な天使を教えないならば、今ここで修滋に白の矢を刺すと脅しをかけたのだ。
そう言われてしまっては、言うことに同意せざるを得ないオガロだったが、その代わりに条件を出すのであった…。
オガロが期待しているのは修滋ではなく明日!?
オガロが出した条件と言うのは、向からもらい受けた白の矢を修滋に渡せというものでした。
修滋に白の矢を渡すことが、米田教授の選択した策の証明になるというのだ。
そして米田教授の赤の矢が刺さった修滋が、米田に白の矢を刺すことは絶対ないので危険はないのだ。
なので、もし支障が出れたのであれば白の矢は、自分に戻せばいいとオガロは条件をだしたのだった。
確かに証明になるし危険ではないが、所詮は引き延ばしということだった。
赤の矢を刺された修滋に期待はしていないと言うオガロに対し、ただの悪あがきだと言う米田教授。
クリーチャーが死ねば天使も死ぬため、自分が少しでも生き延びる為なのかと聞いてみる。
すると「いや、私が期待しているのは架橋明日だ」とオガロは明日の名前を出したのであった…。
現存の神候補の状況は?
- 明日 + ナッセ(特級)
- 咲ちゃん + ルベル(1級)
- 中海 修滋 + オガロ(1級 闇の天使)
- 手毬 由理 + ヤゼリ(2級)
- 米田教授 + ムニ(特級 破壊の天使)
『プラチナエンド ネタバレ 最新 確定』まとめ
プラチナエンド 1〜11巻発売中。 pic.twitter.com/D5p7h6vUsn
— kiyo (@kiyo45894260) July 31, 2019
2019年8月3日発売のジャンプスクエア掲載漫画『プラチナエンド』最新43話のネタバレ確定・あらすじ・考察をお届けしてきました。
今回は、米田の死にたかった理由が明かされたわけですが、それはまさに天才ゆえの苦悩でした。
死後の世界の証明というのは、誰しもが気になることころですね。
また最後には、オガロが明日に期待しているという事でしたが、明日の何がそう思わせているのかが気になるところ!
話としては佳境に差し掛かっている印象ですが、まだまだ先が読めないだけに見逃せませんね!
関連サイト:ジャンプスクエア公式HP/ウィキペディア