2020年3月9日発売の週刊ビックコミックスピリッツ掲載漫画『アオアシ』最新209話のネタバレ確定・あらすじ・考察を紹介していきますよ。
いよいよ星蘭高校との一戦に向けて、その強さの理由が明かされるのではないでしょうか?
普通の高校の部活という括りでありながら、ユースチームに引けを取らないその強さはどこからやってくるのでしょうか。
それでは、2020年3月9日発売の週刊ビックコミックスピリッツ掲載漫画『アオアシ』最新209話のネタバレ確定・あらすじ・考察をご紹介しますので、最後までお見逃しなく!
この記事で分かる事
アオアシネタバレ最新209話「個々の能力はユース以下?」
高校サッカー見てたらアオアシを読み返したくなった。
青森山田頑張れ👍 https://t.co/79mxiB5QgX— K2_eiki (@K2Eiki) January 9, 2020
取材が大嫌いの、青森星蘭高校の成宮監督。
しかし、雑誌「サッカーエブリ」でこれまで育成年代の記事を書き続けてきた、金子葵は取材を許されました。
これまで、金子自身はエスペリオンというクラブを通じて、クラブユースの素晴らしさ見てきました。
そんな金子は、高校サッカーの頂点である青森星蘭を取材して、その素晴らしさを取材したいということのようです。
星蘭高校の練習
早速、金子は青森星蘭高校に取材に来るなり、成宮監督に言われるまま練習と選手の顔を見るためにグラウンドへと移動します。
青森ということで、雪が降る中で除雪作業が行われていました。
初めて体験する寒さに震える金子。
成宮監督の息子である清吉は、こうして除雪している間に選手たちは昨日の試合のリカバーのために外周をランニングしてると言います。
成宮監督は選手が走り込みから戻ってくると「1時間走、ベストタイム狙えるぞお前ら!羽田、藤長、走り抜けて来い!」と選手を激励しています。
また、選手が雪に足を取られて転びそうになると今度は一転して責していました。
雪の上をランニングさせることで、平時の何倍も負荷がかかる練習になりますから、当然怪我へのリスクも高まるので危機感を募らせると金子は思っていました。
ここまでの練習を見ていた金子は、思わず「雪のないところ走らせられないんですか?」と質問します。
そんな金子の質問に、清吉は金子を見ながら「雪のないところってどこですか?」と聞き返します(笑)
金子は周りを見渡すものの、やはり除雪したグラウンド以外に雪のないところはありませんでした。
こんな雪がある環境の下では、ちゃんとしたサッカーの練習は不可能だと思っていました。
1時間のランニングが終わり、除雪が終わった頃には既に時間も遅くなっており、ボールを使った練習は殆どできないような状況です。
これまで取材してきたユースとの練習内容に比べて要領が悪すぎて、強さの理由が益々分からなくなっていました。
星蘭高校のストロングポイント
ここまで星蘭高校の練習を見学して、強さの理由が分からないままでしたが、選手個人個人の能力の高さなのでは?と感じていました。
なので、ボールを使った練習になるとその強さの理由がわかるのではないかと思ったようです。
実際にボールを使った練習を見てみましたが、それほどのずば抜けた選手がいるようには見えません・・・
そんな金子の様子を見ていた清吉は、金子に選手と話すように進めました。
金子はこのチームの主将である羽田を呼んでもらって、その強さの理由について聞こうとしますが、あまりにも失礼な質問になってしまうのではないか?と悩んでいます。
すると清吉は、「羽田、東京のクラブの奴らと、ウチの選手じゃ、どっちがうまい?」と聞くと、羽田は最初キョトンとしていました。
しかし、清吉に伝えていいよと言われて「クラブのほうが圧倒的に上です。東京のクラブじゃ底ぐらいの能力になると思います」と答えました。
そんなキャプテンの言葉を聞いた金子は呆然として、なぜそんなチームがクラブに勝てるのか?全然わからなくなってしまったのです。
その日の夜、成宮監督の部屋にやってきたのは清吉でした。
なぜ金子の取材を受けたのかを聞いています。
成宮監督がいうには、金子の事を面白い記事を書く記者だからだと答えます。
そして、金子の記事を読んでいると「冴島」という、クラブによって未来を絶たれた、教え子のことを思い出すのだと言います。
アオアシネタバレ最新209話「星蘭高校の強さは監督?」
アオアシ読み返してるんですが、やっぱ超おもしろいっすな。そしてコーチング的。これとかコーチングそのもの。またnote書きたくなってきたなぁ。(書けるかどうかは別)#アオアシ のコマ https://t.co/E9FghAbmKL pic.twitter.com/XIjzkWnh2l
— お松 (@73_takashi) March 2, 2020
金子の疑問は素人が見ていても分かるものでしたね。
球技である以上、ボールを扱う能力は絶対に必要になります。
しかし、雪の影響で最悪の環境では練習すら難しく、それでいて個々の選手も劣るとなれば、何故強豪で居られるのかその理由が分かりません・・・
星蘭高校の強さの所以は?
青森青蘭の強さの秘密を個人的に考えてみました。
まずはダメなところはきとんと怒り、できた事はしっかり褒めてくれる成宮監督という存在が非常に大きいと思いますね。
その影響力の大きさの証拠に、主将の羽田が雪の中ランニングから戻ってきた時に成宮監督から褒められた時、羽田の笑顔は充実ぶりを物語っていたと思います。
このような、強力なカリスマ性や監督への忠誠心というのも、チームがまとまる要因であり、星蘭高校の強さだと予測します。
また、この成宮監督の戦術がクラブチーム級であれば、ユースチームのレベルよりも劣る選手たちでもきっちり生かして、戦い抜くことができそうです。
それに、これだけ足場の悪い雪の上を走り込んでいることで、ハングリー精神も養えて気持ちの面もそうですけど、フィジカルも体幹も鍛えられて球際も強そうですよね!
クラブのユースというのは、日本全国から才能に恵まれる人をスカウトしてきて、最適な環境で育成することによって個々の力を伸ばしています。
しかし、青森の雪深い環境は決して恵まれたとは言えない環境であり、その環境下で常に考えて練習すること、さらには監督自身の個性が星蘭高校の強さの秘訣な気がします。
冴島という選手
清吉はどうして取材を受けたと、練習終わりに父に尋ねていまいたよね。
成宮監督は金子の書いた記事を読みながら「とても未熟で拙い文章ではあるものの、育成年代のことを知ってもらおうという気持ちが伝わる」と評価していました。
そこで出てきた、冴島という選手。
以前に成宮監督が教えていた選手のようで、クラブにより未来を絶たれた冴島を思い出すのだそう。
ということから、成宮監督はクラブへの因縁があるのでしょうか?
果たして、冴島はどこのクラブだったのか気になる所・・・
クラブチームに入るということは、間違いなく優秀な選手だったことでしょう。
そんなかつての教え子は今、何をしているのでしょうかね。
これからも星蘭高校の回が続いていきそうですが、成宮監督の口から出たクラブに未来を潰された昔の教え子、冴島について明かされていくことでしょう。
この選手はどういう経緯で成宮監督の元を離れて、それからクラブに行き、そしてサッカーでの未来を失なってしまったのか?
もしかすると、ここでの教訓も星蘭高校の強さに繋がるのかもしれませんね。
「アオアシ ネタバレ 最新 確定」まとめ
アオアシの舞台って下灘だったんだ…… pic.twitter.com/lEdUFpUjGy
— TAKA✰*。 (@hss_spica) March 2, 2020
ここまで、2020年3月9日発売の週刊ビックコミックスピリッツ掲載漫画『アオアシ』最新209話のネタバレ確定・あらすじ・考察をご紹介しましたがいかがでしたか?
星蘭高校の物語が続いていますが、その強さの理由は一体どこにあるのでしょうか?
これまで、個々の能力がとんでもなく高いと思っていましたが、クラブチームよりも個々の能力は低いとのことでした・・・
そして、冴島という気になる選手も出てきたので、今後の展開に期待ですね。
関連サイト:ビックコミックスピリッツ公式HP/ウィキペディア/アオアシ公式サイト